一人暮らしの防災セット、何が足りないかで選ぶ5つ
本記事には楽天アフィリエイトのリンクが含まれます(PR)。「防災セット、そのうち買う」と思ったまま何年か過ぎている——という人は少なくありません。いざ停電した夜に、懐中電灯がどこにあるか思い出せない。水はペットボトルが1本だけ。トイレが流せなくなったらどうするか、考えたこともない。必要だと分かっているのに動けないのは、何から揃えればいいかの判断がつかないからです。
この記事では、セットの中身を「自宅にすでにある物」と突き合わせる方法で整理します。モバイルバッテリーはある、乾電池はない、レインコートはある——と照らし合わせていくと、買うべきセットの条件が自然に絞れます。5つの候補を、食品の有無・電源の種類・リュックの形で並べました。なお楽天ではポイントアップの日にまとめて買う人が多いので、置き場所だけ先に決めておくと動きやすいかもしれません。
選ぶときに見るポイント
- 食品と水が入っているかどうか:入っていないセットは「道具のセット」です。自宅に保存食のストックがあるなら道具だけ、まったく何もないなら食品入りを選ぶと重複しません。
- ライトの電源が付属か別売か:乾電池が別売のセットは、電池を買い忘れると使えません。手回しやソーラー対応のものなら電池の管理から解放されます。家に単3・単4のストックがあるかを先に確認しておきましょう。
- 携帯トイレの回数分:水も明かりも意識されやすい一方、トイレは見落とされがちです。何回分入っているかを数え、足りなければ後から追加できます。
- リュックの重さと置き場所:4kg前後になるものもあります。玄関やベッド脇など、暗い中でも手が届く場所に置けるサイズかを想像してから選ぶと、買った後に持て余しません。
まず「道具のひと揃い」から始めたい人に、5,980円前後の33点
防災の備えを一度も買ったことがないなら、最初の一つは「家にない道具」をまとめて埋めるものが向いています。このセットはリュックを含めて33点。懐中電灯ランタン、ホイッスル、レインポンチョ、サンダル、アルミシート、アルミブランケット、そしてトイレと給水用品が入っています。
注目したいのは、サンダルとホイッスルのように、単体では買う気になりにくい物が含まれている点です。夜中にガラスが散らばった床を歩く場面、声が出せない状況で助けを知らせる場面——どちらも思いつきにくいからこそ、セットで持つ意味があります。レインポンチョやアルミブランケットも、自宅のクローゼットにあるかどうかを一度確認してみてください。
価格は約5,980円と、最初の一歩としては手に取りやすい帯。サイズは幅約32×奥行約16×高さ約43cmで、玄関のすみや靴箱の上にも置ける大きさです。レビューは449件で4.58と多く、中身の様子をイメージしてから決めやすいのも安心材料。なおお取り寄せ商品のため、初期不良以外の返品・交換は受け付けられない点は先に把握しておきましょう。
食料と水がゼロなら、保存食入りの24点を起点にする
冷蔵庫に何日分の食べ物があるか、すぐ答えられるでしょうか。一人暮らしだと「買い置きはほぼない」という人も多いはずです。そういう状態なら、道具だけのセットより、食料と水が入っている方を軸にした方が現実的です。
こちらは20種24点。5年保存のアルファ米が2食、5年保存の保存水500mlが1本入り、そこに緊急トイレ袋2枚と携帯トイレ、給水バッグ、口腔ケア用品、カイロ2個、マスク、軍手、笛などが加わります。水溶性ティッシュや清浄綿といった衛生まわりまで入っているので、開けてすぐ使える構成です。
比較の際に押さえておきたいのは、ライトの電池が別売である点。説明にも「電池はご自身でご用意願います」と明記されています。逆に言えば、家に乾電池のストックがある人にとっては無駄がない設計とも言えます。買い物かごに入れるときに電池も一緒に、と決めてしまえば解決する話です。価格は約7,980円、レビューは241件で4.5。まず食と水の土台を作りたい人の起点になります。
避難所で着替えや髪を洗えない前提なら、衛生用品の量で選ぶ
水も明かりもない状況で、実際に一番こたえるのは「体が清潔にできないこと」だったという声はよく聞かれます。特に一人暮らしの女性が避難先で過ごす場面を考えると、着替えの目隠しや生理用品の有無は、後から慌てて探しにくい部分です。
このセットは24種37点。基本の5年保存アルファ米2食と保存水に加え、手袋型ドライシャンプー、手袋型からだふき、目隠しポンチョ、生理用ナプキン、おしりセレブといった衛生用品が並びます。手袋型というのは水が使えない前提の道具で、自宅にストックしている人はほとんどいないはず。ここが「買い足しリスト」に最初に載る項目です。
前出の24点セットと同じショップの上位構成にあたるので、迷ったら「衛生用品の分だけ約1,150円上乗せするか」という比較になります。価格は約9,130円、レビューは81件で4.51。ナプキンやウェットティッシュを自分で買い集める手間を考えると、まとめて入っている方が結局続けやすい、という判断もあります。
点数より中身の質で選ぶなら、椅子になるリュックという選択
セットを比べていると、点数の多さに目がいきがちです。ただ避難先で実際に困るのは「座る場所がない」ことだったりします。このセットのリュックは、イス型。荷物を運び、着いたら腰かけられるという二役をこなします。撥水加工の600Dポリエステル製で、サイズは約280×300×430mm。
中身は18点と少なめですが、一つひとつの中身が具体的です。日本製のヘルメット(約330g)、AM/FM対応のLEDラジオライトは単4電池3本が付属。電池を別途買う必要がないのは、買った日から使える状態になるという意味で大きな違いです。水は賞味期限が製造日より7年1か月の「きときと水」500ml、食料は7年保存クッキー70g。保存年数が長いぶん、入れ替えの手間が減ります。
価格は約12,800円で、レビューは122件の4.64。ヘルメットが入っているセットは限られるので、集合住宅で頭上の落下物が気になる人、在宅避難も視野に入れたい人にとっては検討する価値があります。点数を増やすのではなく、使う場面がはっきりした物を持ちたい人向けです。
あれこれ買い足す時間がないなら、55点を一度で揃える
「足りない物を書き出して、買い足して」という手順そのものが面倒で先送りしている——という自覚があるなら、最初から品数の多いセットを選んでしまう方が早いかもしれません。このサバイブワンは防災士監修の55点構成で、非常食、保存水、簡易トイレ、防災リュックまで一式が入っています。
持出袋は容量約18L。防災グッズだけでなく、衣類や貴重品など自分で足したい物を入れる余地があるサイズです。ここは案外重要で、既製セットは中身がぴったり詰まっていて、財布や薬、眼鏡の替えを入れる隙間がないことがあります。自分専用の物を加えられるかどうかは、選ぶときに見ておきたいポイントです。
価格は約18,800円と、今回の5つでは上の帯。点数が多いぶん、自宅にすでにある物と重複する可能性もありますが、重複したものは日常で使い切ればいいだけです。レビューは12件で4.58。被災者の声をもとに選ばれた構成という説明があるので、自分では思いつかない物をまとめて手に入れたい人に向きます。
まとめ
初めての一式なら、まずは道具を埋める約5,980円の33点セット。食料も水も家にないなら、5年保存のアルファ米と保存水が入った約7,980円の24点セットから。避難先での衛生面を重視するなら、ドライシャンプーや目隠しポンチョが入った約9,130円の女性用37点。ヘルメットと電池付属ライト、7年保存の水を含む約12,800円のイス型リュックは、在宅避難や集合住宅の事情まで考えたい人向け。買い足す手間を丸ごと省きたいなら、約18,800円の55点セットという選び方もあります。
どれを選ぶにしても、届いたら一度すべて出して、自宅にある物と並べてみてください。乾電池、レインコート、モバイルバッテリー、常備薬——そこで見えた「足りないもの」が、次に買うべきものです。セットを買うことは終わりではなく、自分の備えを把握するきっかけになります。置き場所は、暗い中でも手が届く場所に。それだけ決めておけば、あとは年に一度期限を見るだけで続きます。